45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

Go To トラベルしてきました 大沢温泉 湯治屋 (岩手県花巻市)③ 食事その他編

 

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

 

今日は先日書きました ↓ の続きになります。

 

 

 

 

というわけでこの「大沢温泉 湯治屋」は、食材を持ち込んで自炊しながら格安で長期逗留、何なら布団や暖房器具まで持ち込めるという素晴らしく懐の深い宿なわけですが、そうはいっても「宿先でまで自分で飯の用意なんかしてられっかよ!」という方もいらっしゃるかと思います。

 

そんな方でもご安心。きちんと朝昼晩と営業している食堂は併設されております。その名は「お食事処 やはぎ」さん。

 

朝の7時半から、途中休憩をはさみつつ夜の9時半まで営業されてます。厳密に言うと自炊されている方向けに「白ご飯」とか「みそ汁」を朝7時から販売していたと思いました(違ってたらすいません)。営業時間中に自分の部屋へ出前してもらうこともできるみたいです。メニューはこんな感じ。

 

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で、私が泊った時の、宿泊料金に含まれていた晩飯の蕎麦はこちら(サラダは別)。

 

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ついでに、投宿したときの受付時にもらった「トラベルクーポン 1,000円分」も使っちまおうと言う事で「野菜サラダ」「ギョーザ」「ごぼうカリカリ揚げ」を追加しました。

 

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私の性格の適当さが出て雑な並べ方になっておりお見苦しくて恐縮ですが、オッサンが一人で食うには充分過ぎる量です。この時午後6時少し前だったかと思いますが、ここに来る前にひとっぷろ浴びて、さらに部屋で本麒麟を2本飲んでから来たため、軽く酔いが回った状態でしたので雑な写真であることはご容赦ください。

 

ちゃんとそば湯も付いてなかなか本格的な田舎蕎麦でした。なお、この時田舎蕎麦か更級蕎麦かを選べるし、冷たいのか温かいのかを選べるという感じでした。私は風呂上がりでしかもアルコールも入っていたので冷たい方で頼みました。

 

で、この中で特筆すべきはこの「ごぼうカリカリ揚げ」ですね。これは本当にうまい。マヨネーズも付いてきたのですが、付けても付けなくてもサクサクいけちゃいます。これはビールが進む味。ここに来たら是非頼んだ方が良い一品(逸品)だと思います。値段も285円という中途半端ながらもそんなに高くもなく、おススメです。これだけ持ち帰りしたかったぐらいです。

 

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で、完食。最初全部揃ったときは余裕で食えるだろ!くらいの感じだったのですが、四十路過ぎのオッサンにはなかなか堪える量でした。しかし、ここぞとばかりにもったいない精神をフル発揮し、蕎麦湯もすべて飲んでおきました。

 

お会計ですが、蕎麦以外の追加で頼んだ3品で税込1,170円。トラベルクーポン1,000円分を使用し、実際のお会計は170円。私はこれをpaypayで払いました。キャッシュレス万歳。お店の方も愛想がよく、気持ちよく食事が出来ました。

 

私は夜の部が始まってわりかし早い時間に伺いましたが、結構次から次に宿泊客が来ていました。昨今懸念されるような「密状態」になることもなく、テーブル間はそれなりに距離がありましたので新型コロナに関してはそんなに心配するような環境ではないでしょう。全体の写真を撮りたかったのですが、お客さんが途切れず来ていたのでやめときました。

 

そして一夜明け、朝です。

 

朝食タイムは朝の7時半から営業していましたが、私は普段から朝飯を食う時間が遅いので開店直後は避け、7時から8時過ぎまで温泉を堪能した後に8時15分頃、朝食券を持って再び「食事処 やはぎ」さんへ向かいました。

 

で、朝食はこちら。

 

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たしか白ご飯はおかわり自由だったと思います。みそ汁・焼き魚・ウインナー・卵・佃煮・切り干し大根(小鉢)・青菜のお浸し・海苔。写真はピンボケですみません。

 

何の変哲もない和定食なのですが、これがまたね、丁度いいんですよ。ほんとに。すべてにおいて丁度いい。なんといいますかね、バランス取れてる。毎朝これだったら何だか体によさそうな感じの分量と品数です。味もね、全然いいですよ。変にしょっぱいとか味薄いとかいうことはないです。そういえば、納豆と生卵、ゆで卵が別売りで置いてたと思いました。各50円くらいだったかな?

 

ところで、自炊をしたい方向けの場所がどんな感じだったのか、というのも収めておきました。

 

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合宿所の共同炊事場のような雰囲気とでも言いますか。先にも書きましたがナベカマ道具類は引出しとか戸棚に入っており、勝手に使ってくださいスタンスです。この年季が入った有料ガスコンロのシステムがまた味があります。8分10円だったと思いました。写真に撮るのを忘れましたが、この部屋の中に100円→10円×10枚両替機も設置してありました。なお、このコンロはマッチやチャッカマンで点火するタイプですが、タバコ吸わない方でも大丈夫。受付のところでマッチはもらえます。

 

袋ラーメンとか大量に持ち込んで、売店で売っている野菜を入れて自炊すれば食費は相当浮かせられるような気もしました。今度来たらやってみようと思います。私が泊った時は活用している方はいなかったように見受けられましたが、ガチ湯治の方は手慣れた感じで使いこなしてそうな雰囲気がありました。まぁ「食事処 やはぎ」さんも味・雰囲気とも良くお値段も良心的ですので、あんまり気張らず面倒になったらそちらで食べればいいんだしね。

 

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夜の正面玄関側を収めたのが上の写真です。伝わりづらいかもしれませんが、なかなか風情のある佇まいですよ。

 

というわけで、たかだか1泊2日の疑似湯治体験でしたが、新鮮な発見がたくさんありました。高級旅館に泊まるのもいいですが、私個人的にはこっちのスタイルの方がはるかに面白いですね。お仕着せ感が一切ない、このフリーダムさがたまらなくよろしい。人を選ぶでしょうが好きな人はものすごくハマる宿だと思います。私個人的には☆五つです。また絶対来よう。今度は連泊だな。ふるさと納税でゲットした棒ラーメンを持ち込んで自炊するのもいいかも、なんて考えが浮かびました。

 

あと、今回の写真には入っていませんが売店はかなりの種類の品揃えです。ミニコンビニみたいな感じで、自炊用の食材から飲料・アルコール類・アイス・お土産なども取り扱っていたと思いました。私は持ち込んだので利用しませんでしたが、全般にそこそこ良心的なお値段だったと思いましたよ。

 

なお私が泊った時、駐車場には岩手県内ナンバーのほかに、青森・八戸・秋田・仙台・郡山など東北各県はもちろん、足立、横浜、なにわ、一番遠くでは北九州ナンバーの車も泊まっておりました。遠くから来ている方もいるんですねぇ。

 

最後に、敷地内には水車小屋と神社がありまして・・・

 

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中にはご立派なマーラ様・・・もといご神体が奉納されており、たいへんなご利益がありそうでしたのでとりあえず手を合わせておきました(笑)