45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

「早期退職に応募した当事者の口コミ」動画を見て思った事

 

先日YouTubeのホーム画面に、社畜ジャパンさんの「早期退職したことを後悔している人の声」を集めたような内容の動画が上がってきましたので見てみました。

 


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これを見て意外と「割増退職金をアテにして早期退職し後悔」する人がいるんだなーと感じました。

 

この動画の口コミの中に「割増退職金○千万を提示されそれに乗って退職後、収入を得る手段が見つからず後悔」みたいな内容が数件ありました。

 

私自身は一応3月まで会社に籍がありますのでまだ振り込まれていませんけど、退職金なんて200万円もありません

 

しかし早期退職金で1,000万円を超えるというのは結構な大企業勤めだと思います。そんな大企業に入社することが出来るということはそれなりに学生時代お勉強も出来た人だと思いますので、ご自身の家庭の収支計算くらい簡単に出来そうなもんですが・・・

 

なぜ早期退職を決断する前に、退職後の生活支出及び収支予測に考えが向かないんですかね?

 

普通は直近の「年間家計支出」をベースとして手持ちの金融資産及び退職金想定を加味し、ある程度の将来に渡る定期的な大型支出も考慮しつつ何歳まで生きるかを仮想定した上で、さらに様々なインフレ等のパターンを検討し「これならなんとか行けそうだな」という目途が立ったら決断するもんだと思うんですけど、違うんですかね?

 

あとは「辞めた後の転職先が見つからない」とかいう人の声も複数混じってますが、元々勤めていた時と似たような条件で探せば見つからないのが当り前だと思うんですけど。

 

早期退職制度を利用した退職については「金融資産に余裕のある人(いわゆるFI状態の人)」か「独立を考えている人」が多いんではないかなと私は思っていますが、この動画見るとあまり深く考えずに「まとまったカネが貰えるし何とかなりそうだから」と辞めて、現実に気付き愚痴っている人が多いかのような印象を受けました。

 

早期退職により被る金銭的不利益は分かっていたはずなのに「退職後の収入が確保できず早期退職したことを後悔している」なんて言っている人は単に見通しの立て方が甘すぎるだけだから放っておけばいいんじゃないのって個人的には思いました。

 

早期退職なんてのはそんな事は織り込んで決断するものだと思ってたんですけど、私の感覚がおかしいんでしょうか。なお私がここでいう早期退職には病気・介護・パワハラなどやむを得ない事情によるものは含まない意味で書いている事を申し添えておきます。

 

ただ私自身は毎月の生活・消費支出が10万円くらいでも充分満足できる体質なので、そういう意味では私の方がよっぽど世間ズレしているかもしれません。