私が雇われ脱却を志向するにあたり、当初目標としていた金融資産額は「50歳で6,000万円」というものでした。
金額の根拠は全くありません。しかしながら自分自身のそれまでの年間支出額等々の感覚から「まぁこれくらいあれば会社辞めても配当や資産取り崩しで死ぬまで最低限の生活はできるんじゃないか」と弾き出したのがこの目標です。
この目標値を考えた際、年間支出額が直近5年間で200万円を超える事が一回も無かったためさらに「1年退職を早める毎に200万の積み増しが出来ればOKとしよう」などという、なんともアバウトな計画を考えたのです。その結果目標を上方修正し「45歳で7,000万円の資産額を目指そう」としたのでした。
私の中ではあくまで「45歳での退職」は「目標」であり、正直なところ45歳時点で自身の持つ時価ベース資産額が7,000万円を超えるというのは相当難しいんではないか、という感覚が強くありました。まぁしかし、誰に迷惑かけるわけでもない個人目標だしチャレンジはしてみよう、と。
結果コロ助による大暴落や2022年の停滞期を経て、45歳となった2023年の初夏ごろ日本株の急激な上昇により一気に時価ベース資産額は7,000万円を突破。この流れで躊躇することなく上司に退職の意を伝えました。
その後年末にかけて、まさかの更なる日本株続伸により、自分が想像もしていなかった「45歳で8,000万円」を突破してしまいました。
そして今日、3月下旬生まれの私は誕生日が到来していないため現時点でもギリ45歳ですが、時価ベース資産額は9,000万円を突破しました。
含み益分を確定したわけではないですし税金も考慮していませんが、私としてはやはり8桁の位の数値が上がると「おおっ!」となります。無論私よりもっとたくさんの資産を抱える人は世の中にたくさんいるのは存じておりますが、私の中の感情としてはこみ上げるものがあります。
サラリーマンとしての年収MAXは500万円台、転職4回、東北のド田舎在住、小売業勤務だったこの私がですよ、金融資産額9,000万円台に到達だなんて。
マジで運が良かったとしか思えません。
正直なところ現時点での最大瞬間風速的なものであり、ガクンと落ちることもフツーに考えられますからヌカ喜びになる可能性も大ですが、2024/2/20はひとつの記念日として記録しておくことにします。