45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

(古民家)実家の部屋がメチャクチャ寒い(あるある)

 

雇われ脱却を果たし、就農&実家の相続に向けて地元に戻ってきたわけですが、ワタクシの実家はいわゆる「古民家」に該当すると思います。

 

何をもって古民家という定義に該当するのかは私も自信が無いのですが、Wikipediaを見る限り「戦前以前に建築されたもの」については当てはまると捉えて良さそうです。

 

 

現在私の居住している実家については、部分的なリフォーム(風呂・トイレ・台所など)は施してはあるものの、少なくとも基礎や梁などの建物骨格部分については明治以前の造りがそのままの状態らしく、外観やほとんどの居住空間はいかにも一般的に想像される古民家そのまんま、といった感じです。築年数は「不詳」となっています。

 

しかしこの古民家、良い面と悪い面がありますが現代チックな建物に慣れきった一般の人にとっては実際に居住するとおそらく不都合に感じることの方が多いと思われます。思い付きでメリットデメリットを羅列すると・・・

 

○ 部屋数多く大家族でも一人一部屋の確保が余裕

○ 通気性良く夏はエアコン不要(外気30℃以上でも扇風機で問題なし)

○ 狭苦しさは全く感じない

× 断熱材など無いため冬は死ぬほど寒い

× 気密性低いためホコリ・チリがすぐたまる

× 無駄に広いため掃除がメチャクチャ大変

× 洋風家具がマッチせずチグハグなインテリアになりやすい

× 経年により扉・障子・襖などの建付け悪く開閉困難な場所がある

× 照明器具が配置しきれず、夜間の建物内移動に懐中電灯が必要

× 防音性皆無の為、別の部屋の音が丸聞こえ

× 屋内に虫・小動物の侵入が容易なため不快に感じる

 

うーん・・・デメリットの方が多いですね。少なくとも居住快適性でいえば雇われ時に住んでいたアパートの方が遥かに環境は良かったです。

 

特に今の時期ですが、建物の中の気温が外気とあんまり変わらないような感じです。ここ数日間、起床時(AM6:30頃)の私の部屋の気温は2~3℃です。気密性が低いためストーブ点けても10℃くらいまでしか上がりません。

 

今も自分の部屋でニット帽+フリース+ジャンバー+電気あんか+膝上湯たんぽ+ひざ掛け+反射式ストーブ、というフル装備でPCを操作しています。これを書いている時点で部屋の温度計を見ると7.0℃。あー寒い。

 

ってなわけで父親と相談し、私の部屋を洋間に断熱リフォームすることとしました。昔から付き合いのある地元の工務店に依頼し費用は概ね300万円程度。まぁ私の場合は「住まい」に今までほとんどカネを使ってこなかったので、何歳まで生きるかわかりませんがこれから先2~30年程度の快適性を担保するため、これくらいの投資は行っても良いだろうと決断しました。

 

今はまだ耐えられますけど、これから年を重ねるにつれ年々寒さへの耐性は下がっていくことが目に見えていますので、ここはカネの使いどころと捉えて惜しまずに出資することにします。