45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

ChatGPTに「○○円貯まったら」系の質問をしてみた結果

 

何かと話題のChatGPTですが、最近ラジオニュースですらこの関連のコラムトークを聞く機会が増えてきましたので、今更ながらに使ってみました。

 

機械が相手ですので別に何を憚る必要もありません。どんなもんなのか、という確認の意味も含めて入力しました。

 

Q:「5000万円貯まったら」

5000万円を貯めた場合、それをどのように利用するかは、個人の目標や優先事項によって異なります。以下に一般的なオプションをいくつか挙げますが、具体的な状況に応じて柔軟に考えることが重要です。

1.投資:

2:ビジネス

3:不動産の購入

4:リタイアメント

5:寄付や慈善活動

 

上記1~5にはそれぞれ説明が付きますがここでは割愛します。しかし一般論的にはこんな順番ですよ、って感じなのでしょうか。「リタイア」は4番目ですね。

 

次に以下の質問をしてみます。

 

Q:「7000万円貯まったら」

7000万円の貯蓄がある場合、以下のような選択肢が考えられます。

  1. 完全なセミリタイア:

  2. パートタイムの仕事:

  3. 副業や起業:

  4. 不動産投資:

  5. 寄付や社会貢献活動:

 

・・・5000万の時とは回答の毛色が違いますね。一発目に「完全なセミリタイア」と出てくるのが笑えるというか。そもそも「完全なセミリタイア」って何?ってツッコミを入れたくなります。どういう仕組みに待っているのかわかりませんが、一般的なサラリーマン的ネット世論としては7000万円という金額持ってれば「もう雇われ仕事なんか辞めてもいいんじゃね?」という感じなんでしょうか?

 

 

さらに、以下の質問をしてみます。

 

Q:「1億円貯まったら」

1億円を貯めた場合、アーリーリタイアやセミリタイアを実現するためには、以下のような選択肢が考えられます。

  1. 完全なリタイア:

  2. パートタイムの仕事:

  3. 副業や起業:

  4. 不動産投資:

  5. 寄付や社会貢献活動:

 

・・・何も触れていないのにいきなり「アーリーリタイアやセミリタイアを実現するためには」という文言が冒頭に出てきました。私も含めた世の中の大半の人の「億のカネさえあればこんなクソ雇われ労働なんかやるわけねーぜ!」という心の叫びがネットの海には渦巻いているという事でしょうか。

 

また、7000万円と1億円で内容はほとんど変わらないものの、決定的に違うのはいずれも1番目に出てくるリタイアに関する表現ですね。「完全なセミリタイア」「完全なリタイア」。労働忌避の観点において、7000万ではまだ若干心許ないが1億円ならもう充分じゃね?とAIも判断した、という事でしょうか。

 

私の個人的な感覚では単身を貫くという前提なら、7000万円という金額は年齢問わず「まーもう充分じゃない?」と言えるような気はします。1億円超えちゃうと、資産運用を継続しつつ庶民的生活を維持するならば多分使いきれずに死ぬでしょうね。

 

なお、私の場合ChatGPTにした初めての質問は「7000万 リタイア」でした。このため、もしかしたら上記の回答はアーリーリタイアやセミリタイアに関するものが出てきたのかもしれない、という事は書き添えておきます。

 

しかしこのAIはすごい。無料版でもこんなにスラスラと文章が出てくるんだから有料版だとどれだけ高性能なんでしょうか。何かを訪ねるときにはまずChatGPT・・・なんて人がこれから加速度的に増えるんじゃないかというのも頷けました。

 

こういうのを目の当たりにするとこれから先、嘘や煽りが多い解説系動画やブログは価値が下がりまくって、エンタメ・日常系しか残らなくなっていくんじゃないかなぁという気がしないでもありません。すげー時代になったもんだ。