45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

繰越分の有給休暇を100%消化した

 

一般的にはどうなのかわかりませんが、社会人になって二十数年経ちますけれども私自身は付与された有給休暇を全消化した経験が新卒入社した会社を退職した時を除いてありませんでした。

 

現在の勤務先に入社して十数年経ちますので、当然のことながら年間付与有給休暇は20日となっておりますが、それを丸々消化できたことはありませんでした。

 

「有給休暇の買い取り」なんて話も世の中には存在する?した?という話をかつて聞いたことがありますが、私自身はそんな都合の良い会社に在籍したこともないですし、周囲でも見たことはありません。結局、取得できなければ捨てていた、という感じです。

 

2012年頃、猛烈なストレスによる(と思われる)突発性難聴に罹患したことがあり、その時はドクターストップによる2週間ほどの入院を余儀なくされたのですが、その年ですら有給休暇の全消化には至りませんでした。

 

酷い時は年2~3日、近年でもせいぜい半分、MAXでも7割程度しか取得できていなかった有給休暇ですが、退職の腹積もりがほぼほぼ固まったので繰越分に関しては消滅前に100%消化してやりました。職場の誰もやりたがらない土日祝出勤を引き受ける(というか引き受けさせられる)代わりにここに半休をブチ込みまくる手法です。

 

私は月曜や祝日の翌平日が休みになることが結構多いので、特に日曜・祝日の午後に半休をブチ込みまくりました。どうせウザい上司は土日祝には出勤しないので文句言われる事もありません。もし文句言われても「じゃあアンタが俺の代わりに土日祝出てくれるんだよね?」これをもう少しマイルドな表現にして言うだけなんですがね。

 

昔に比べれば結構連休も取得しやすくなったとはいえ、小売業に従事していると特に現場ではどうしても休みは平日ですし、連休は取得しにくいといった風潮はまだまだあります。特に3連休以上はね。

 

私も自分で選んだ道とはいえ、この点では非常につらい思いもしてきました。特に20代から30代前半の頃は、カレンダー通りに休める人が羨ましく見えて仕方がありませんでした。GW・盆・年末年始のニュースを見ると自分の惨めさをヒシヒシと感じたものです。

 

しかし、現場から離れた今の職場は土日祝に休む奴がほとんどなんですけれども、詳細は書けませんが私は土日祝出勤を半ば強いられている状況にありますので、ハッキリ言えば「恨み晴らさでおくべきか」ぐらいの感覚なんですよね。

 

ところで、有給の2022年度付与分は20日間残っておりますし、2023年度付与分も新規に20日間付与されました。今のところ私の手持ち有給はこれでMAXの40日まで復活しておりますが、まだ手は付けておりません。

 

なぜか?当然です。来年の2月と3月にまとめてぶち込み退職する計画だからです。これに社内の長期休暇取得制度(有給とは別)を組み合わせれば給料はそのままで1月・2月・3月は一切出勤しなくて良いことになります。

 

小売業では「変形労働時間制」を採用しているところが多いと思います。私の勤務先もそうです。また、私の勤務先では毎月の出勤日数や労働時間、休日日数を年度初めに自分で作成し上司の承認を得る形で申請する必要があるのですが、私の場合これを逆手に取って12月下旬を最終出勤日に出来るよう2023年度の年間の勤務計画を組み申請、その意図を知らない上司は何の疑念もなく既に承認済みです。私がこのような計画をしているとも知らずに。

 

正直なところこの計画を実行するためには、逆説的に2023年12月までは有給休暇及び社内長期休暇制度が使用出来なくなるため、連休はいいとこ2日が限界になりますが、2024年の年明け以降はこんな事を一切考える必要もないと思えば余裕で耐えられます。今までの屈辱を300倍にして返してやるために、当面このクソな状況を甘受しようと思います。