今の脳ミソの働きが30年後維持できているとは限らない
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
極々当たり前の事なんですけど、誰しも日々体は老いていくわけですよね。
今現在、毎月の基本生活費を6万円と想定して暮らしている私ですが、これは今現在の肉体・脳ミソの動きがあるからこそ成しえているわけで・・・(以下は私の毎月基本生活費支出予算として考えているものの2020年verです。内訳は毎年見直してます)
ただ、自身の祖父・祖母のことを思い返してみると、例えば80代・90代になった時に今と同じような生活が出来ているわけないんですよね。体は衰え、認知機能は低下し、考えることも動くことも億劫になっていく・・・。
何でこんなことを書いているのかというと、私はよく「リタイア相談」とか言う名目でFPへお悩み相談したりするネット記事を見たりするんですが・・・
この回答でよく前提になっているのが「現在の生活スタイルが平均寿命である○○歳まで継続すると仮定するとあと△△万円が必要」といったものが多いと感じています。
しかし、よくよく考えてみると、例えば私は今42歳ですが、30年後に自身の生活スタイルなんてどう変わっているか全くわからないわけで。
今から30年前の小学生の時に、その頃夢見ていた「寝転がりながら掌でテレビが見れる(=スマホ)」時代がこんなに早く来るなんて思いもしてませんでしたし。店に行かなくてもマンガが買える時代なんて想像すらしていませんでした。
一方で、自分が今でいう「後期高齢者」に片足を突っ込む頃に、今と同じ生活が出来ているかどうかなんて全く分からないわけで。もしかしたらボケて、金銭関係の管理なんか滅茶苦茶になっているかもしれない。
でも、そんなことを悶々と考えているといつまでたってもリタイアなんて出来ないでしょうから、どこかで割り切りが必要ではあるのですが・・・。
ただ、技術の進歩のおかげで年々「快適な生活」が「そこまでお金を掛けず」に出来るようになっているとは感じています。昔を知っている身からすれば、2000年くらいの技術水準でも充分快適生活だと思うんですよ。それが2020年の今では「枯れた技術」扱いで安く利用できたりとかね。
枯れた技術とはまた違うんでしょうがインターネットなんかは、私が学生の頃テレホーダイでネットに繋ぐといったって、なんやかんやで月4~5,000円くらいはかかってたと思います。それが今だったら低速回線でいいんだったら月1,000円もしないものがゴロゴロしてます。しかもモバイルで使えるなんてね。
もしかしたら2050年くらいには、2020年現在の今の快適生活を維持する技術すら「枯れた技術」扱いになって、意外とお金の心配をせず暮らせてるかもしれません。といいますか、そうなるといいなぁ、などとどうでもいいことを夢想した平日休みの昼下がりでした。