45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

20年前の国民年金保険料は13,300円だった

 

おつかれさまです。

 

本日は、唐突に表題のようなことを思い出しました。

 

約20年前(1999年)、私は大学生でしたので国民年金を払っておりました。

 

当時、私は親からの生活費に関する仕送りを一切断り、日本育英会奨学金とコンビニのバイト代で生活を維持するという耐乏生活を送っておりました。

 

私は旧来からの出来の悪さのため、大学受験で一浪したものの国立は全滅、実家から離れた関東の某私大に通っておりました。その負い目で、親には申し訳ないとの思いから生活費の仕送りは一切受け取らないと宣言し生活していたのです(ただ、大学の入学金・授業料だけはどうしても捻出できず、中途半端な形ですが支払ってもらっていました)。

 

当時、私は日本育英会奨学金を借りており、自宅外私大生は59,000円/月の貸与で、バイト代はローソンの夕勤などを行って1ヶ月当り6~7万円の手取りだったと記憶しております。

 

つまり、12~13万/月の手取りで生活するわけです。

 

この生活をする中で、現在にも通じるそこそこの節約術を身に着けたのですが、当時、国民年金の保険料は超絶に負担感があったのをおぼえています。

 

私は初め、支払票が郵送されてきても放置プレイをしておりました。

 

そうしたところ、今度は市役所の職員が自宅アパートに督促に来るようになりました。

 

今でもそうなのかはわかりませんが、国民年金を不払いにしていたら当時は督促が来たのです。

 

ビビりだった私は、少ない生活費の中から国民年金を3か月に一回、1回当り39,900円まとめて市役所に持っていくようになりました。

 

しかし、このおかげで逆に日々の生活費の圧縮方法を考えるようになり、バイト先のローソンで捨て弁をもらったり、食費を浮かすために自炊の腕を上げることが出来ました。

 

当時の月額固定費支出を思い出すと

・家賃 49,000円(1Kアパート)

・電気 2,500円(おおよその平均値)

・水道 3,000円(同上)

・ガス 4,000円(同上:プロパン)

・固定電話 2,000円くらい?

・携帯電話 4,000円くらい?(ドコモの今は無きシティフォン

若干の変動はあったと思いますが、確かこんな感じだったと思います。固定費としては65,000円/月、といった感じでしょうか。

 

当時は固定電話はネットのため(win98やMacなどパソコンでダイヤルアップでネットにつないで就職活動が当たり前と言われた時代)に維持、携帯は持ってて当たり前的な風潮が出始めていた頃だったと思います。今使ってる番号もこの時取得したシティフォンの番号のまま、現在に至ってます。

 

そこからテレビが消費生活を煽るものですから、結構カツカツだったと思います。当時私はオートバイが好きでした。キムタクの出ていたドラマ「ビューティフルライフ」にヤマハTW200が出るくらいのご時世でした。免許費用も自分で4輪・2輪中型・2輪大型(総額50万くらい?)を捻出し取得しましたし、ヤマハのSR400(当時35万程)購入・維持費用もその生活費の中から捻出していました。

 

冷静に考えれば耐乏生活を送っている奴が原付以外のバイクを維持するというのも滑稽な話ですが、でも今考えるとコイツに乗って見聞を広げたのは良い経験だったと思ってます。

 

で、さらにここで3か月に1回、国民年金約4万円の出費…当時は毎回、身を切る思いで払っていたのを思い出します。これがあればSR400のガソリン代くらい余裕なのに…とか思っていました。

 

なんだかんだ言って大学卒業時まで親に生活費の援助を申し出たことはなく、最初の1回以外国民年金の保険料納付は滞納することはありませんでした。確か大学卒業の時、卒業年の3月に口座に入っていた金額は10万円くらいだったと思います。

 

結局、やろうと思えばこの程度の収入でも生活を維持しバイクを持つくらいの事は出来たわけで、この時の生活の癖が今でも抜けず、支出レベルは当時の水準と大して変わっていないような気がします。

 

アーリーリタイアしたら国民年金に鞍替えとなりますので、今月額いくらなのか調べてみたら、今は16,410円/月もするのですね…増加率20年で123.4%ですか…

 

日本年金機構のページ→国民年金の保険料はいくらですか。|日本年金機構

 

アーリーリタイアしたとしても私は年払い一括で、さらに付加年金も納付するつもりでいますから、『20万円/年』程度の支出となるだろうと踏んでいますが、おそらく今後も上昇は続くんでしょうね…まぁ障害年金保険料も含まれていて、高齢化率の上昇度合いを考えれば仕方ないのかもしれませんが…

 

その辺も踏まえて今から着々と策を練っていこうと思います。

 

それでは、また。