45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

【皮算用】手持ちの資産で何年取り崩しが出来るか確認

 

あまりにも言葉が一人歩きしている感があり個人的に「FIRE」という単語をあんまり使用したくないのですが、いちおう私自身は「FIREを達成した状態である」という自己認識でおります。

 

ただ、大富豪ならともかくサラリーマンからFIREを考えている人・また達成した人にとって「手持ちの資産はどこまで持つか」という点はやはりどうしても気掛かりなのではないかと思います。

 

そしてこの事は私自身、やはりどうしても常に頭のどこかに引っ掛かるというのが偽らざる本音です。

 

現時点の資産が追加投資ナシでどれくらい持つのか、はたまた資産からどの程度の取り崩しが出来るのかについて以前から使用している「アセットマネジメントOne」のシミュレーションを用い検証してみました。


昨年来日本株が異様に好調を維持しておりますが、私の現在の運用資産は「個別株:投信=7:3」といった感じです。現在個別株については徐々に投信(オルカン・S&P500など)へ移行を行っております。

 

個別株は全部ではありませんが配当利回り4~5%以上のものをベースに所持していますので

○運用資産8,000万円

○見込み運用利回り4.0%

○追加投資なし

○10年間運用後取り崩し開始(10年後までは運用資産以外の現金で生活)

以上、現時点の私に近いと思われる条件を想定し行ってみました

 

結果は・・・

 

 

私は現在45歳ですので10年間の運用後は55歳です。そんなに生きられないと思いますが90歳まで生きると仮定し、55歳から90歳まで取り崩す場合の結果は上の通りとなりました。

 

ええっと・・・これは皮算用なので実際このような結果になるという確証も何もないですし税金も考慮していないのですが、もし運用がうまく行ったと仮定した場合に現時点での肌感覚では正直なところ「こんなに使わねぇ」というのが率直な感想です。

 

手取りで毎月50万円以上入ってくる感覚と言ったらいいんでしょうか?年収850万円くらいの人がこんな感じなんでしょうけど、田舎暮らしの一人モンでは「こんなになくても余裕で暮らしていける」のが実態です。

 

今月からは田舎の実家暮らしによる収支となるわけですが、正直なところ雇われ時に一人暮らしだった時と比して支出総額に大きな乖離が発生するような兆候はありません。

 

私の場合、手取り時点で社宅扱い家賃が天引きされていたこともあり、普段の収支に「家賃」の項目はそもそも発生していなかったのですが、現時点では税・社会保障関係や車両維持にかかる大型支出を除けば、毎月10万円もあれば充分に余裕を持って生活できるなー、というのが偽らざる本音です(今の時期部屋は寒いけど)。

 

まだ読んでいませんが、このままいくと「DIE WITH ZERO」は達成できずに終わりそうです。私の場合ですがカネの使い方に関しては「節約とは真逆の視点」による再考が必要かもしれません。まぁ、絶対的に使い切る必要もないとは思ってますけど。

 

しかし、「あの苦痛に満ちた雇われの期間は何だったのか・・・」と後悔することになりそうだなーなどと考えてしまったのでした。

 

Xなどで「夫婦二人でフルリタイアする場合、資産1億円程度じゃ絶対無理」とか言っている人は何にそんなにお金を使っているんでしょう

 

すべてを「他人にやってもらう」生活だったら必要なのかもしれません。しかしそれは「生活力の無い人」と同義であると私は考えます。

 

なんとなくの感覚ですが、現金1,000万円、運用資産5,000万円くらいあれば田舎なら余裕でフルFIRE出来るでしょうね。