45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

「ぶっちゃけカネがあったら会社辞めるよな」的な話を振られてドキッとした

 

小売業に勤める私。現在デスクワーク勤務の為店舗にいるわけではありませんが、業態の性質上土日祝も関係ないためいわゆる「カレンダー通り」の就業体系ではありません。

 

今年の3月にデスクワーク職場への転勤が決まった時は「あーこれで俺も土日休みになるのかー嬉しいような悲しいような・・・」などと思っていたのですが、私の所属する部署の業務都合上、基本的には土日祝も交代で誰かが出勤する必要があるという事を着任してから知り、私自身は一人もんですし平日休みのメリットを享受することにすっかり慣れてしまったため、最近では同じ部署の人には土日に休んでもらい、自らは望んでほぼ毎週土日に出勤するという感じで過ごしています。

 

そんなとある土曜日の職場。普段より大幅に出勤している人は少なく(10分の1程度)、相手するのが面倒くさい上司もいないため実際のところ就業時間の半分以上はボーっとしているか雑談しているような状況なのですが、そんな中で・・・

 

「ぶっちゃけある程度のカネがあったら会社辞めるよね」

 

職場の人とこんな話題になり内心を見透かされているようでドキッとしました。

 

雑談相手の人は正社員で「私より少し年上」「既婚者」「共働き」「一軒家のローン持ち」「40代」「子供なし」の状況。話を聞いていると、正直なところ住宅や自家用車のローンがあるので辞めるにやめられない、貯金なんてほとんどできない、上司ムカつくけど従うしかない、といった感じの内容でした。まぁでも役職的にもそこそこだし、仕事も普通に(というか結構)出来る人です。

 

一方の私はこのブログでも何度か書きましたけど「ローン一切無し」「一人者」であり、ぶっちゃけ「仮に明日辞めても当面経済的には何にも困らん」みたいな感じではあるのですが、前述の流れで今の私の現況をダイレクトに相手に伝えても困惑されるだけだと思いましたので、話を振られたときに内心ドキリとしたものの、その場を繕うためにテキトーに話を合わせておきました。

 

しかしこのやりとりで思ったのは、流動資産の蓄財目標を達成したのち、いざ職場で上司に退職を切り出すとしたときに平常心で淡々と伝えることが出来るだろうか?という事です。

 

ある程度気安く話が出来る人ですらこのようなレベルで若干の動揺を覚えてしまうチキンな私、就職してから紆余曲折を経て一番長く務めたこの会社を自らの意思で去ると伝えれば、現状の立場も相まっておそらく超絶引き止めを食らうのが目に見えています。

 

やはり同じ「会社村」の中において、赤裸々にカネ周りの話をするのはやめといた方が良いだろうなーと改めて思いました。おそらく一般的に見て自身の現況はかなり異質なのだ、40代で雇われ脱却を志向しているなんていうのは珍種なのだという事を強く感じた出来事でした。