45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

年金手帳が廃止されることを今日初めて知りました

 

掲題の件、全然知りませんでした。

 

マネーフォワードのコラム記事を見て「え、そうなんだ」と知った次第です。最近ニュースもあんまり真面目に見ていない証拠ですね。6月には決まっていたらしいんですが全然知りませんでした。テレビ撤去してからサブニュース的なものに対する感度が落ちているかもしれません。廃止の理由としては、基礎年金番号代わりにマイナンバーが使われるようになったから、という事のようです。

 

 

しかしこの件に関しては「やっとかよ」というのが私の感想です。個人レベルですら行政の手続き関係は面倒なのが多すぎ(法人絡みはさらに面倒なのが多いですが…)。私はマイナンバーに関連したこの手の手続きに関して「さっさと一つで全て完結できるようにしてほしい」と思っているタイプなので、正直ずいぶん仕事が遅ぇなあ、としか感じません。「慎重にやらないといけない」が行き過ぎてるんじゃないかと。

 

 

年金関係とか社会保険関係って、民間企業の総務とか人事の業務の中でも面倒くさい(&理解に時間がかかる)ものの一つだと思います。今までだって一人一人から入社の時に年金手帳預かって、マイナンバーのコピー預かって、それを鍵付き書庫に入れて厳重管理して社員が退職後も規定年数(もしくは永年)保存して・・・なんてやってたわけでしょ。場所も手間も無駄だっつうの。

 

やろうと思えば免許証と健康保険と年金関係はマイナンバーに一元化できるでしょう。どうせこれから人口は減っていくんだから余計なことに人時を割く余裕なんてなくなるでしょうし、行政のスリム化とか言うならこれはさっさとやった方が絶対いいんでないのかなぁ。マイナンバーはとっくにもう割り振られてるんですから、須らく番号が割り振られている類のものは一つにまとめられると思うんですが。人が潤沢にいた時の業務を変えもせずに、少ない人数で回すのは物理的に限界があるでしょ。

 

「複雑にしないと、面倒にしないとセキュリティがー」というのは一理ありますが、そこと利便性とスピードを「どうやったらより良くできるのか」を考えて実行しないといつまでたっても進歩が無いでしょう。少なくとも現状は面倒くさすぎ。さすがにお上の方でも検討はとっくに開始しているとは信じたいんですが・・・。いろんなしがらみがあるんでしょうか。もしかしたら小田原評定状態なのでは・・・。

 

どうせマイナンバー絡みに関しては「個人情報がー」とか文句をいう人は出てくるんでしょうが、以前は駄々洩れで世の中回ってたんだから、些末な点まで気にしなくても良いんじゃないでしょうか。かつて発行された職員名簿とか卒業生名簿とか今でも持ってる方は多数いるでしょうし、グーグルマップで個人のお宅が(表札はボカされてるにしても)見える時代になってるんですから。こんなのはエイヤーでやっちゃえばいいんですよ。

 

と、ここまで書いておいてなんですが、上記までを書いたのが9月6日だったんですけど翌日7日、朝のラジオ番組(たしか森本毅郎のスタンバイ)で、免許証と保険証と年金はマイナンバーカードで一元化する方向の話が数年前から実は出ていてあと5年後くらいには実用化を目指したいらしい・・・なんて言ってました。やはり私が思いつくレベルの事なんて誰でも思いつくんだな~、ってことを痛感した出来事でした。ある意味ちゃんと考えている人がいてくれてほっとしましたよ。実現はまだまだ先でしょうがね。