45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

GCA(2174)のTOB応募手続きに行ってきました

 

掲題の通りで別に面白くもなんともない話ですが、備忘の為書いておきます。

 

先日、私の持ち株の中でも配当目的の主力であったGCA(2174)がTOB対象になり、上場廃止予定になったという話を書きました。

 


で、久しく取引することもなくなっていた大和証券楽天証券から持ち株を振替し、TOB申し込みに人生初参加ということで先日、その手続きのために大和証券の窓口へ十数年ぶりくらいに行ってきました。

 

久しぶりの対面証券エントランスです。中に入るとだだっ広いホールの中にブースが5つ(だったと思う)。街中にあるのに非常に贅沢な場所の使い方。とても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

 

イメージとしては、いわゆる地銀の一階部分スペースに対面で顧客相手をするブースが5つあるだけ、あとはパンフ置き場、みたいな感じです。オレンジ色のカーペットに木目調のデスク、照明はやや橙がかった色を配し壁紙はベージュ、全体的な色調に統一感があります。対応する受付(営業?)の方は私が行った時は女性が2人しかおらず、客として来ているのは推定80代?くらいの年配男性一人でした。

 

コロナだからというのもあるのか平日の昼間という事もあるのか、客がまったくいません。お昼の12~13時くらいの1時間ほどいたのですが、結局客は私とその年配男性だけでした。お昼だからなのかいつもこうなのかは分かりません。

 

で、肝心の手続きですが全くカンタンなものでした。TOBへの応募に関する注意事項を説明され、応募最終日(9/27)以降約半月くらいしたら指定銀行口座に買取金が振り込まれますよ、という事です。また、通常の売買にかかる手数料はTOBの場合はかかりませんよという事でした。まぁ大和で通常の手数料かかるくらいなら楽天証券でザラ場で売っぱらいますので想定通りという感じです。

 

もしかしたらTOBが不成立になる可能性もあり、その場合は不利益を被る可能性もありますがご了解いただけますか?という事を3回ぐらい口頭で説明されたのでよほど重要説明事項なんでしょう。今回の場合は敵対的買収じゃないし、対抗して買収に名乗りを上げる企業も発表から1か月以上経って全く無いようですし、TOBの不成立などほぼありえんだろうという事で私としては了承の意思表示をしました。

 

その後、本人確認という事で免許証を提示し、iPadみたいなやつに今回のTOBに申し込む旨の署名をして完了です。念のため持って行ったハンコも必要なく、正味の話20分くらいであっさりと終わりました。

 

そのあとは受付の営業のお姉さんに「何か他に確認されたいことは無いですか?」と訊かれましたので、暇なので現時点で営業の人がどういう業種・セクターをどういう理由で客に勧めているのかを40分くらい色々と尋ねました。

 

なかなかリアルで株の話など他の人と話すことは無いですからある意味新鮮でした。ただ、短期キャピタルゲイン狙いの銘柄話しか出なかったので個人的にそこまで興味は湧かず、話としては参考程度に留める程度のものでした。

 

あとはお土産として「ダイワ投資情報マンスリー」という大和証券で発行している業界動向情報を掲載した無料雑誌をもらいました。この手のやつは野村でしか出してないと思ってました(「Nomura21 Global」のこと)ので意外でした。

 

暇つぶしの読み物としてはまぁアリかなという感じの内容です。ただ、野村はWEBで誰でも見られるのに対して、大和は口座を持ってる人じゃないとWEBでは見られないようです。この辺が少しケチ臭いですね。内容も野村の方が深いと感じます。

※野村の方はGoogleで「Nomura21」で検索すると最新号がPDFでDLできます。

 

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しっかし私が行った時に既に居た客の80代と思しき爺さんと営業の女性(推定30代前半くらい?)の話が聞こえてきたんですけど、金持ちジジイの暇つぶし相手させられているんだろうなーという感じがアリアリと伝わってきて、証券営業の女性も大変だなと思いましたね。なんつーか、老人ホームで爺さんの話相手してるような感じでした。99%が身の上話とか健康話とかで、投資話なんか何一つしてませんでしたよ。

 

証券営業の顔つなぎっていうのはってこんな感じなんでしょうね。保険営業をやっていた暗黒時代の自分をつい思い出してしまいました。