45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

【仕事】誰よりも遅く出社し、時間通りに帰る

 

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

近年、タイトル通りの行動を私は取っています。

 

私の勤める小売業の某社はシフト制ですので、全員が一律の時間に出社なんてことはありません。朝6時から出社する人もいますし、9時からの人もいますし、私のように13時ころから出社する人もいますし、17時から出社する人もいます。

 

正社員・パート・アルバイトなどそれぞれの立場により勤務時間も異なりますし、繁閑により一日の勤務時間も異なりますから一律で毎日8時間働く、なんてこともありません。ただ、概ね私は勤務時間が13~22時の実働8時間であることが多いですが。

 

世の中の小売業がすべてとは言いませんが、かつてこの業界はサビ残・休出当たり前の風潮がまかり通っていたと思います。私はこの業界に身を置いて通算18年以上になりますけど、就職したての約20年前は本当にひどかった。朝の8時から出社し夜中の2時までサビ残なんてことが当然のようにありました。

 

なぜこんなことをしていたのか。当時は「辞めたきゃ勝手に辞めろ。替わりはいくらでもいる」的なことを当然のように言われ、なおかつ辞めたが最後、まともな就職・就業先など全くないという状況で、独立してやっていくだけの力がない私も含めた一般人は耐えるしかなかったからです。

 

しかし、これらのクソのような扱いを受け続けた結果心身を病み、耐えきれずいったん小売からドロップアウトニート・生保営業(これもクソだった)を経て今の会社に入り、時は流れて私が大学を卒業してから20年の月日が過ぎようとしています。

 

この間チマチマと給料の一部を蓄えながら土日GW盆暮れ正月に楽しそうにしている家族連れを眺めつつ、自身の境遇のクソさ加減に耐えて耐えて耐えまくりました。そして、総資産が4,000万を超えたころから私はサビ残どころか早出なども一切せず「時間通りに出社し退勤すること」を何のためらいもなく出来るようになりました。

 

なぜなら、もし仮にこの行為を咎められ今の職場で居心地が悪くなったとしても、築いた資産で30年は無収入でも暮らせる自信があるからです。まぁ、最近はかなり就労環境の改善が進み、サビ残休出はご法度の風潮が出来つつありますが。

 

何度も何度も書きますけれども、一つの分水嶺は私の場合「3,000万円」分の資産でしたし、千万の位が一つ上がることに「もう別にいつ辞めたっていいんだぜ?!」といった妙な自信が増幅されていきました。

 

ところがどっこい可笑しなもので、この心境になってくると仕事での「ミス」や「やらかし」が激減して、最近では逆に仕事自体への嫌悪感は薄らいでいるんですよね。あ、もちろん「時間を無駄に拘束されている」という感はありますよ。ただ、何と言うんですかね、本当、変に自分に自信がつくというか。

 

私は以前は結構自分を卑下するタイプだったのですが、今や上司などにも「何を言われようが痛くも痒くもねえよ」的な心境で臨んでいるためか、卑屈さが無くなってきました。最近ではこれが逆に良い方向に作用しているような気もします。

 

もちろん、これは私の場合でありますので、人によっては「たかだか5,000万でいい気なもんだ」という方もいらっしゃるでしょう。が、庶民レベルでは5,000万もあれば生活基盤としてはかなり安泰なんじゃないでしょうか?養う家族がいなけりゃ尚更ね。

 

ですので、私が若い方にお勧めしたいのは「年に150万の貯金をする」ことです。就職1年目はきついかもしれませんが、2年目くらいからは問題なく出来るレベルじゃないかな。最初のうちは苦しいでしょうけど、これを愚直に続ければ7年で1,000万超、20年で3,000万になります。ここまで来ればそれなりに自分に自信がつくんではないかなと。これを元手に投資してもいいし、事業を始めてもいいし、職場で開き直りの境地で仕事するのもいいでしょう。

 

それなりの規模の資産は大きな精神安定をもたらします。私のこんなブログを若い方が見に来てくれているとは思いませんが、30代前半くらいまでの方は騙されたと思って年150万円の貯金にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。無論、カネなど無くても強気一辺倒で行ける方はこの限りではありませんけどね。私のようなラビットチキンさんにこそお勧めの行為というわけで。