おつかれさまです。
私は普段の家計管理に「Money Forward ME」を利用していますが、これのPCブラウザ版では「未来シミュレーター よそQ」という機能が利用できます(有料版のみ)。
言ってみれば現在の収入や資産、また想定されるライフイベントを入力していくと将来の資産見通しが出せますよ、的なもので、別にやろうと思えばエクセルなどでも出来るんだとは思いますが、ざっくりとしたものではあるもののなかなか面白いので私はよくこの機能を使って遊んでいます。
そこで、現在の自分の状況とは異なりますが、
・年収500万(手取り360万とする)、昇給なし
・42歳時点の資産3,000万円(就職後20年×150万円の貯蓄)
・年間資産収益率 1.5%
・45歳でセミリタイア、80%収入ダウンで60歳まで軽く労働継続
・60歳で完全リタイア
・年間支出150万(12.5万/月 国保・年金・家賃支払等含む想定)
・老後の年金は最低ラインの状態を想定(70歳から6.5万/月)
といった弧男の仮定でシミュレーションをしてみました。
その結果は、、、
という事で、無事90歳でカネが尽きる事なく天寿を全う致しました(笑)老後2,000万問題などどこ吹く風、死して国庫に約2,000万寄付するという国士さながらの清貧さで人生を完遂するわけです。
ちなみにこのパターンで算出した時、45歳のセミリタイア時点では資産が3,777万円になってます。
年間支出が150万円という、節約レベルそこそこの孤男にありがちなパターン(自分自身含む)であればこの程度の資産で充分なのかもしれません。
ネックなのは45歳から60歳までは「セミリタイア」という事ですので、たかだか月6万の手取り額ではありますが何らかの収入を得る手段が必要、という事です。まぁ得意な人はデイトレするなり、単発バイトをするなり、スーパーの品出しバイト週3日くらいでも充分可能な額だと思いますけど。手取り年収72万くらいなら多分誰でもいけるのでは。
もちろん資産収益率を1.5%から3%くらいに上げれば、その必要性もかなり薄まるでしょう。この1.5%という数値はかなり保守的に見積もった数値ですので、弧男でここまで貯める能力のある人なら1.5%程度は軽々クリアできる情報収集力はお持ちでしょう。
前提をサラリーマンとはしていませんでしたけれども、一応雇われであれば45歳まで働いた分の厚生年金も上乗せになりますから、リタイア後に国民年金の支払い免除をしなければ70歳からの年金が6.5万/月ということは無いでしょうが、ここは今後どうなるかわかりませんのであえて現在の最低ラインで算出しました。
この「よそQ」には一つ欠点があって、「インフレ率は考慮できない」んですけれども、まぁそこまで考え出すとキリがなくなっちゃいますから、だいたいの感覚的なものとして捉えればいいかなと。
というわけで、45歳で3,800万あって、現在の支出は少なく、セミリタイア後軽い労働ならしてもいいかと思える弧男の皆さん、多分皆さんは余裕で90歳まで資産が持つと思われますよ。保証はしませんけど(笑)。あと、私が組んだパターンはあくまでも「ざっくり」ですから、細かいところで「そんなわけねーだろ!」というツッコミどころ、例えば「年収500万だったら月額換算だともっとあるだろ!」ですとか「70歳以降の支出がなんで135万なんだ!」とか「退職後の税金関係がわかんねーじゃねーか!」などといった点は華麗にスルーでお願い致します。
この「よそQ」シミュレーションは個人的に結構面白いので、また気が向いたら別のパターンで遊んでみたいと思います。
それでは、また。