45歳での雇われ脱却を目指す

日々感じたことを書き残しています

元日営業が叩かれるのは低賃金も要因

 

おつかれさまです。

 

あぐりたは元日の昨日も仕事でした。世間では小売業や飲食業の一部で元日営業を取りやめるところも増えてきているようですが、私の勤め先をはじめとしてまだまだ「当たり前」のようにこの悪習を継続している企業があります。(※ちなみに、いま一度書いておきますと私の勤め先は皆さんのわかりやすいところで書きますと、イオンとかヨーカドーとかイズミとかゆめタウンとか西友とか、そんな類だと思っていただければと思います)

 

私は通常の勤務スタイルとして、昼~夜にかけての勤務が多く、昨日も「昼から閉店まで」という形の勤務だったため、朝一番の状況がどうだったのか同僚に聞いてみたところ、、、

 

開店前に100人以上が並んでいて、外があまりにも寒そうだったので入り口の中の通路まで順番に案内したあと、開店時間になって先着順であげることになっていた粗品を配った」という事でした。

 

私の今勤めている店の所在地は「地方」「人口5~10万の市(平成の大合併でこの人口になった)」「高齢化率が40%程度」「移動に車は必須」といった感じなのですが、こんな典型的田舎でもこのような状態になることに軽く衝撃をおぼえました。

 

しかも、朝の6時前の段階で、すでに駐車場に車が30台ほどあったそうです。従業員より早く来ている人もいたという事ですね。よくやるわ。他にやることねぇのかよ。っていうか初日の出でも見に行けよ。っていうか寝てろよ

 

当地においては特に問題となるような行動をとる人はいなかったらしいのでまだその点はマシですが、淡々と先着の粗品を受け取ったあと、いい歳こいた大人がそれぞれのお目当ての「福袋」とか「目玉品」を買うためにそれぞれの売場へ走っていったという事もあったそうです。こういう話を聞くたびに「踊らされてるねぇ…」といった感想しか出ません。

 

そんなに皆さん買い物がお好きなんですねぇ、、、。自分は現状商売人のクセにドケチ道(商売人だからこそ、という言い方もできますが)を突っ走っており「必要がなければ余程でない限り買わない」というスタイルをとっておりますので「初売りが楽しみ」などという感覚は全くもって理解できないんですが(先日のamazon echo dotの件は219円ですのでお許しください)。

 

あと、別な意味で印象的だった人もいまして

・午後6時から8時半くらいまで一人でずーっとフードコートの椅子に腰かけてスマホをいじくっている若めの女性(20代後半くらい?)

・通路の脇にある休憩用の椅子に午後2時から午後8時くらいまでずーっと一人で座って何をするでもなくぼーっとしているジジイ

・閉店10分くらい前に家族4人(40代と思しき親と小学生と思しき2人の子供)で現れて閉店準備しているゲームコーナーに行き、「まだ遊べますよね?」と店員に声を掛ける親子

とまぁ、あんたらは元日に何をしているんだ…と言いたくなるような方々もいらっしゃいました。

 

あとは例によって「店員の態度が悪い。元日早々気分が悪い。店長を呼べ」と店員に突っかかってきて店長が呼ばれ平謝りの対応した、というのもありました。

 

私は元日営業大反対派の人間ですので、自分がこのくだらない悪習の片棒を担いでいるという事実について、自分に嫌悪感しかないのですが、世の中にはこれを「一世一代のイベント」くらいの感覚でとらえている人もいるんですね、、、。

 

とまあ私の経験した2020年の元旦初売りの現状はさておいて、なぜここまで私がこの元日営業を叩くかというと「従業員にとっては体力的にも精神的にも大きな負担を強いるくせに、賃金の見返りが全くない」からです。

 

これは企業にもよるかもしれませんが、以前にも書いた通り私の勤務先においてはかなり前に「正月手当」なるものは社員・パートともに廃止をされました。

 

遠い昔には、元日に出勤すれば社員は2万円、パートさんは5,000円(勤務時間による)、2・3日に出勤すれば社員は5,000円、パートさんは3,000円もらえるなどの「賃金による見返り」があったのですが、今はこんなものはありません。

 

そうなると、正月に休もうが何しようが、3が日以降の普通の日に穴埋めをすればいいわけで、逆に言えば3が日に出勤するメリットが全くないんですよね。

 

このいわゆる「正月手当」の部分は会社によって若干の違いはあるかもしれませんけれども、おそらく元日営業をやっている会社はどこもそんなに変わらんのではないかと思います。

 

だから小さい子供がいる人はそれをダシに使って当たり前に休むとかするわけですよ。そりゃ幼稚園も保育園もやっていないから仕方ないんでしょうけれども、それを素直に受け止められる心の広い人は小売業にはごくごく少数しかいません。少子化に歯止めがかからないわけです。

 

だからそうなってくると、私も含め現場で働くほぼすべての従業員は「元日営業はクソ!こんなものはやっても意味無し!やめちまえ!」となり、「バカバカしいから適当にやろうぜ」となるんですよ。(ちなみに、私の職場ではこの元日営業の準備のために朝の4時に出勤したという人もいます。狂ってます)

 

まさに無能の経営陣が招いた悲劇ですね。元日営業をやりたいと思っている小売業のトップは現場のこういった状況は絶対にわかっていないと足元すくわれると思います。というか最近の風潮はかなりその流れになりつつありますよね。世間の皆さんにはぜひ元日営業をする小売・外食を叩きまくってほしいものです。

 

だいたい、小売が元日にやるという事は、それに付随して運送業者や製造業者も動かなければならなくなるケースもあるわけで、そういった産業まで巻き添え食って休めなくなったりしている事実もあるんですよ。

 

ちなみに、わかりやすいところの例でいうとセブン&アイHLDとかイオンとかユニーの平均年収データありますでしょ。あれ結構高い金額が出てますけど真に受けちゃだめですよ。現場の人は良くてあれの7掛けくらいですからね。あれは「持ち株会社の社員の金額」ですからね。間違っても現場で働く人に対して「いい給料貰ってんだろ?」とか言ってはダメですよ。パートさんなんか大抵はその地域の最低時給ですからね。

 

私も実際のところを調べていないので断言はできませんが、例えばJRとか私鉄とか航空業界も元日に営業はしてるでしょうけど、少なくとも小売よりは待遇面で大きく恵まれてるじゃないですか。元日出勤の警察官や消防士だって給料の安定度は大きく違うでしょ(ここらはストレスもすごそうですけど)?でも小売は年々待遇がクソになっていて今はドン底に近い状態だと思うんですよね。

 

だからこんなのは業界一律対応にして一斉に休むことに決めてしまえば抜け駆けも無くなるでしょ?前にも書きましたけど正月三が日店が閉まってたって、わかってりゃ誰も死にゃあしませんよ(日本チェーンストア協会UAゼンセンは少しは現場の人の心を理解しやがれ)。

 

むしろ「利便」という名目の追及をし過ぎると、「自分の知恵で生き抜くことが出来ないバカを量産」したり、「ささいな事で不平不満をたらたらいうバカを量産」したりする結果になるんですよ。今の日本はこんな感じなんじゃないですかね?

 

少しくらい不便なほうが「自分で考えて行動」出来るようになると思うんですけどねぇ、個人的には。

 

とまぁ、長々と正月早々罵詈雑言のオンパレードを書いてしましましたが、とにかく、このくだらない悪習から早く抜け出すためにも、前年からの路線踏襲で蓄財に励み、45歳でのアーリーリタイアを実行するべく今年度も邁進してまいりたいと思います。これ以外の目標については、また後日のエントリーで書いていきたいと思います。

 

それでは、また。