45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

私のやっていることは内部留保のため込み

 

おつかれさまです。

 

今年の経済界はここ数年と若干風向きが異なり、昨年も年末に株価が一時ガクンと下がった時はありましたけれども、概ね企業業績は順調に推移しているもようです。

 

で、企業は利益剰余金を内部に貯めこみまくり、その額は過去最高の水準になっているらしいですね。

 

個人と企業を同列に語るのも如何なものかという向きはあるでしょうが、私自身、アーリーリタイアに向けてやっていることは、企業における内部留保のため込みのようなものだと思います。

 

私は毎年1回「会社四季報」を手に入れて、それを1年間使います。四季報自体は年4回発行されていますが毎回購入する、という事はやっていません。手に入れるのは概ね春号が多いです。理由は、大和証券(8601)の株主優待で選べるから、要するにタダだからです。(優待がなくなったら買うと思います)

 

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会社四季報 2019年春号(大和証券版)

 

アーリーリタイアを目指しておられる皆様には今更説明するまでもないでしょうが、会社四季報自体は、多くのネット証券含む証券会社のページやアプリなどで見ることが出来ます。

 

では、なぜ今どき、わざわざ株主優待枠を使ってまでペーパーベースの四季報を手に入れるのかという事ですが、これはもう単なる趣味の領域になってくると思いますけれども「特定の項目を流し見しやすいから」です。

 

例えば、四季報には「有利子負債」の項目があります。私は会計の専門家ではないのでもし下記の認識に間違いがあったら笑って許してほしいのですが、四季報をパラパラめくっていると「有利子負債=ゼロ」の企業がたまに出てきます。

 

このような企業を見ると私は「おっ!」となります。なぜなら私自身も普段の生活においては有利子負債がゼロになるように(無駄な借金及び利払いをしない)心がけており、勝手ながらシンパシーを感じてしまうからです。この時並行して付箋を貼り付けます。

 

で、今度は付箋を貼り付けたこれら企業の利益剰余金と営業CF、自己資本比率を確認します。「利益剰余金≧(営業CF×5)かつ自己資本比率60%以上」の企業を見るとさらに付箋を貼り付けます。さらに、このような企業が年間配当が3%以上になっている場合、仕込み時の検討を開始します(あくまで私がやっていることです。もっといいやり方は他で沢山紹介されています)。

 

とまあ、こんな感じで勝手に「私の考え方に似ている」企業を探したりするときにペーパーベースの四季報は使い勝手がいいのです。見開きで4社出ていますのでWEBで見るよりも圧倒的に効率がいいんですね。WEBでもそんなことは出来るだろ?というツッコミもあるかもしれませんが、それを否定するつもりはありません。まあ全くその通りです。単なる個人の感性の話です。

 

何だか話がそれてしまいました。

 

いずれにしても、内部留保のため込みをニュースなどで批判的に報道する向きもあるようで、やれ「成長に金を使っていない」とか「従業員に還元をしていない」とか「株主還元をしていない(これは個人的には問題だと思ってますが)」などと非難の対象になっていたりすることもあるのですが、私自身は上に書いたような形で堅実な経営をしているところには好感を持ちます(※あくまで個人の感想ですので経営の良し悪しを論ずるつもりはありません)。

 

私自身もこのような企業群と同様に、自身が「やりたくないことはやらない」を実現するための一手段として、内部留保のため込みを継続していきたいと思います。

 

それでは、また。