自作化粧水を試す(激安)
40代に入ってからの話ですが、やはり加齢に伴う体各所の老化はヒシヒシと感じている次第です。
その中でも、自分である程度何とかできる部分と出来ない部分ってのがあるかと思いますが、何ともできない部分の代表格の一つに「頭髪」が挙げられるかと思います。
これに関しては個人差があるでしょうが、私もかつてに比べると明らかに頭髪量・太さなどは減衰傾向です。ってなわけでもともと短髪だったのですが最近ではほぼ丸坊主にばっかりしていました。
しかし齢四十五に近づいている今、私の場合残念ながらベジータさん化(M字)が止まりませんので、ここはもう覚悟を決めクリリン&天津飯になろうと思い、アタッチメント無しバリカンで全て刈り上げて「ほぼスキンヘッド」にしてみました。
しかしこれをやってみて感じた事として、季節的なこともあるんでしょうが想像以上に頭が寒い。今までは3ミリとか6ミリのアタッチメントで坊主にしていたんですけど、アタッチメント無しだと推定0.5ミリ以下。これはマジで頭がスースーします。
で、いろいろネット情報を調べたりしたのですけど、スキンヘッドの場合「保湿」が非常に重要らしく、寒い時期だと頭皮が粉吹いたりすることもあるらしい。特にやり始めの頃は危険らしいのです。
それを防ぐためには「化粧水で保湿」が非常に効果的、というのですが、今までコスメなんて全く興味が無かったため相場が分かりません。そこでドラッグストアに行ってみたのですが安いものから高いものまでピンキリ。しかも一回にどれくらいの量を使うものなのか全く想像もできません。
そんな中「安くシンプルに済ませられないか?」と思いまたもネットで検索すると、化粧水は「精製水」と「グリセリン」で自作できる、という情報を目にしました。
いずれも安価に入手でき、しかも混ぜるだけで出来てしまう。難点は作成した後の保存があまり効かない、という事だったので、まぁやってみるかと思い立ち近所のドラッグストアと100均で材料を調達してきました。
スプレー容器100円(ダイソー)、グリセリン400円くらい、精製水100円くらい、全部で600円くらいで簡単に手に入りました。
分量は「精製水95ml:グリセリン5ml」で5%水溶液とするのが基本らしいのですが、このダイソーのスプレーボトルは容量30mlです。「精製水28.5ml」「グリセリン1.5ml」なんて細かい分量を測定する機材を持ってませんので、精製水大さじ2杯にグリセリンをボトルtoボトルでダイレクトに10滴くらい入れてよく振って試してみました。
結果。これ、メッチャ良いです。今まで化粧水なんか全く使ったことなかったんですけど、お肌がしっとりする。カサカサ感を微塵も感じません。ほぼスキンヘッドの頭だけでなく顔、耳たぶ、首筋なども手のひらにスプレーして塗り込んでみましたが、スゲーしっとり感です。大げさかもしれませんが、顔に関しては手に肌が吸い付くような感じがしてある意味感動。かといってベタつくわけでもなく、臭いも全く無し。
翌朝起きたときも結構しっとり感ありました。化粧水ってこんな効果あるんですねー。全然知らんかった。また、私の場合ですがとくにこれに起因する肌トラブルは発生していません。
しかも1回あたりの使用量なんてほんとに微々たるもんで、このスプレーボトル1回作ったら余裕で10日くらい持つんじゃねーの?ってレベルです。グリセリンなんか量的には2年くらい持つんじゃね?って感じです(変質はするかもしれませんが・・・)。
この「精製水」とか「グリセリン」とか売っているコーナーの近くには「白色ワセリン」などの素材系医薬品?とでも言うべきものも陳列してあったのですが、これらも結構おサイフに優しい価格でした。
これからの季節、今までは市販のハンドクリームなどを購入し使用することが多かったのですが、肌荒れ対策にはこういう「素材」を買ってきてシンプルに使う、という事も検討しても良いかもしれません。