45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

雇われ脱却後の年間支出予測を考えてみた

 

私は雇われ脱却後、実家に戻るつもりです。一時期揶揄された「こどおじ」と言ってしまえばそれまでですが、実家には現在後期高齢者の父親が住んでいるのみであり、築年は不詳(100年以上であることは間違いない)、部屋数も無駄に多くありますので帰ったところでお互いの独立性は保たれており、ぶっちゃけ一人暮らしとほぼ変わるところはありません。

 

 

一般的にはいい歳こいた成人が実家暮らしというと親のスネをかじるような状況が想起されやすいですが、私の場合は「実家を相続する」のと同義であり、発生する維持管理費用は私自身の資産で賄うつもりでおります。

 

そうなりますと、現在の会社借り上げアパート暮らしとは全く支出の内容が変わってくると考えられるため、ノープランでそんな生活に突入し想定外の費用発生に難渋するとなっては困ったちゃんになってしまいます。

 

そんなわけで、仮に今年の年末に退職して実家に帰った場合、そこからどのような支出が想定されるかを年間支出ベースで考えてみました。

 

その結果が以下になります。相変わらずExcelで作成したチャチな資料ですが。なお、毎月の費用と年払い費用とが想定されるので、あえて「月間支出」と「年間支出」としていますが、トータルとしては項目ごとの「年間支出」の総和が支出予測となります。

 

 

現在の月間及び年間支出状況をマネーフォワードで確認、変化が想定される項目と変わらない項目をざっと洗い出すとこんな感じかなー、と言うのが上記の表です。年間支出予測135万円弱。 ※7/10修正 正しくは143万円程度(固定資産税が表に入ってませんでした)。トータルではあんまり今と変わらん気がしますが中身が決定的に違います。

 

現在の毎月支出と決定的に異なると予測されるのは「水道光熱費」と「通信」です。実家は面積・設備が現況と全く異なります。浄化槽用ポンプの電気代がかかりますし、現状と同等の通信環境を求めるとすれば戸建用光回線の契約が必須となります。

 

しかし、風呂は灯油ボイラーのためプロパンガスは「調理」にしか使っておらず、正直言って解約しても差し支えないような気がしてます。上記ガス代2,000円/月の算出根拠ですが、実家に帰った時に明細を見たところこんな感じでした。

 

食費・日用品・雑費は現状とほぼ変わらんと考えられますので、直近3年くらいのデータから算出しています。生命保険・年金保険は貯蓄と同義ですが60歳までの固定費のようなものなので一応入れています。

 

問題は自家用車です。ガソリンも含めると現状の普通車は無収入を想定する財政において結構な金食い虫のような気がします。4ナンバーのプロボックスにすることでかなりの削減は可能と思われますが。

 

新たに発生する支出としては「国民年金」「住民税」「国保介護保険料」「固定資産税」が考えられます。私は国民年金を免除申請するつもりはありません。しかし、住民税や国保に関しては何とも言えないですね。正直いくらになるか想像もつきません。住民税は収入ゼロならほぼゼロみたいなもんでしょうけど。また、退職翌年の住民税はもっと大きくなるでしょうが・・・。

 

一応、国保介護保険に関しては無職無収入を想定して計算サイトみたいなので算出した金額にさらにバッファを乗っけた金額を上記予算として入れてますが、実態が全く分かりません。

 

また、固定資産税ですが築年不詳の自宅と山林・農地・雑種地など諸々含めて上記の7万円程度であることはここ10年ほどの納付歴からも確認済み。路線価上昇の可能性は全くありませんので、今後下がることはあっても上がることは無いでしょう。

 

まあでも私の場合、概ね年間150万円もあれば現状と同等の生活は実家でも送れるような気がします。

 

ここは深野康彦氏ばりに、冷静に現状からの将来予測をしてみましょうか(笑)

 

今44歳の私があと長くても40年生きるとして、150万×40年=6,000万。

ねんきんネットで試算済み、26年後の70歳から毎月10万(最悪パターンの額)の年金と仮定すると受取年金総額は120万×14年=1,680万。

よって、必要金額想定額は現時点で6,000万-1,680万=4,320万。

インフレ・加齢による医療費などのバッファ考慮し、をさらに1,000万程度の余裕があると良い。

そうすると現時点で5,400万円程度が必要と思われます。

 

7,000万もいらねーじゃん(笑)必要額とっくに超えてるし。しかも支出予測のうち30%(国民年金・生命/年金保険)は60歳以降への準備積立金みたいなもんだし。

 

ま、でもインフレ懸念もあるし、ゼニは多くて困るもんでもないですからねぇ。先の事は誰もわからんし。支出予測には自宅の修繕費とか勘案してないし。

 

とりあえずは45歳まで雇われることによる権利獲得(今の勤務先の退職年金上乗せ)のため、やる気は全く喪失していますがもう少し現状に甘んじておくことにします。あとは、投信除く株式の税引後配当でこの150万が賄えるようになればかなり気が楽かな。現時点ではそこまでには至っておらずもう少し調整が必要です。

 

ただ、何か算入漏れがあるような気もします…最近この手のうっかりをよくやらかすようになってきてます。普段の生活に緊張感がまるで無いからですかねぇ…。

【7/10追記】実際ありました。固定資産税の算入漏れ・・・修正しました