45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

SONY SRS-X2を自力でバッテリー交換①

 

貧乏性大発揮シリーズの続編です。今回は電源が入らなくなったため放置していたSONYBluetoothスピーカー「SRS-X2」の修理ネタです。

 

このスピーカー、購入は確か2014年だったと思います。当時15.6インチノートPCをHDMIケーブルで19型テレビに繋ぎデュアルモニターにして音声はテレビから出していたのですが、どうにも音がショボいので、手軽にもう少し音声出力を強化できないか?と思って購入したのがこれでした。確か6~7,000円くらいだったような気がします。


私は別にそこまでの音質を求めないのですが、当時BOSEのBTスピーカー(現行品のSoundLink Mini Ⅱみたいなやつです)と散々迷った挙句、どうせ俺には音質の違いはそこまでわからん!!と考え結局値段が約4分の1のこっちにしたのでした。

 

SRS-X2はそこまで値段も張らず小型のわりには、AC電源に繋いだ状態なら音量MAXで20Wという結構強烈な出力性能を持っていましたので、音質に特別こだわらない人からは結構好意的な商品レビューが多かったように記憶しています。私はアパート住まいなのでそんな爆音で鳴らすことはありませんが。

 

また、BTスピーカーなので充電すれば持ち運びが容易、内臓バッテリーで5時間くらい連続で鳴らせるというのも私にとっては購入の決め手でした。今でこそもっと安価で長時間鳴らせるものはいくらでもありますが、当時「へぇーこれはすごいなこんなのが今あるのか」と妙に感心したことを憶えています。

 

そんなこんなで重宝していたこのスピーカーですが、2019年頃から「電源ボタンを押しても10秒くらいですぐ電源が落ちる」という現象が出るようになりました。おそらくは「内蔵バッテリーの寿命」でもう製品自体の寿命だろうと思い結局そのまま放置…。それから3年の月日が流れました。

 

しかし先日、ブラウンの電動歯ブラシをバラシて電池交換をした際にふとこのSRS-X2が頭に浮かびました。「そういえばバラしたこと無かったな・・・今でもバッテリー売っているんだろうか?」

 

ネットで検索するとアリエクスプレスで接続コネクタ付きのものが3,000円くらいで出品されているのですが、イマイチ購入する気になれません。そもそもアリエクスプレスでバッテリーを買うという行為がバクチ要素高いこと、また、いくら基幹部品とはいえ本体の半分の値段で買うほどの価値は無いと考えたのが主な要因です。さらには納期にどれくらいかかるのか見当もつきません。

 

しかしよくよく調べると、コイツのバッテリーの中身は「リチウムイオン18650」らしいことが判明します。18650はわりかし色々な機器に搭載されており、結構汎用性があるんじゃないかと思い、もしかしたら通販で手に入るんじゃないか?と考え検索したところ、楽天やらAmazonやらで普通に出てくるではありませんか・・・

 

しかし一口に18650といっても種類がいっぱいあるようです。保護回路付きだったりナシだったり、容量も2,000~5,000mAhまでさまざま。販売業者も怪しそうなのがポロポロ混じっていて日本語説明も「???」な感じのところがあったり、如何にも「ディープ」な感じが否めません。

 

しかしここでビビッていては何も得るものがありません。そもそもSRS-X2に入っている18650バッテリーの性能はどんな感じなんだ?と思い、ついにバラシを開始します。

 

 

字がメッチャクチャ小さいのでかなり見えにくいのですが、どうやら搭載されているのは性能として「Li-ion   3.7V 2,100mAh  8.14W」くらいのモノのようです。単純にバッテリー部分の外寸を図ると幅が6.5センチくらい、直径が2センチくらいなので「保護回路ナシ」の18650が使用されている、と推測しました。

 

※長くなるので続きは次回に・・・