反射式ストーブの有用性
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今シーズンは本当に寒い日が続いていますね。私の住む東北でも昨年の状況が嘘のように(といいますか去年が逆に異常すぎた)低温・豪雪が続いております。
つい先日は地吹雪によるホワイトアウトで東北道での大規模事故も発生しました。
そんな状況ですので当然のことながら東北に限らずですけれども、暖房のお世話にならずにはいられない状況が続いると思います。
皆様は室内暖房に何を用いておられますでしょうか?
エアコン・ファンヒーター・ホットカーペット・FFストーブ・オイルヒーター・こたつ等々・・・それぞれの状況によって使用暖房は異なるかとは思いますが・・・
私は2017年から、メイン暖房としては「反射式ストーブ」を使用しております。
これは私の部屋にある頼れる相棒、コロナ「RX-2216Y」という2016年製の最大8畳用反射式ストーブです。普段は銀色のヤカンを天板に乗せて使用しています。私はこれを2017年にカインズホームで税込5,980円で調達しました。1年型落ちだったので、新品にしては安く調達できた方だと思います。
かつて私は就職した2001年から2016年まではダイニチの石油ファンヒーターを冬季に使用してきました。今まで複数の地域・アパート(すべて寒冷地といわれる地域)に住んできましたが、概ね8~10畳程度の物件が多く、そんな中ファンヒーターは着火後1分程度で温かさを充分に感じられるため、ほぼ一択で使用し続けてきました。
ただ、デメリットが一点・・・「電気代が異様に高くなる」んですよね。
概ね私の場合、石油ファンヒーターを使用するシーズンになりますとそれ以外のシーズンと比較して電気代が1,500~2,000円程度上昇することが多かったのですが、おそらくその要因の8割程度は石油ファンヒーター使用によるものではないかと考えます。
ところで、今住んでいるアパートは約10畳なのですが、ここに越してきてから私は全てのシーズンでこの「反射式ストーブ」を使用しています。そうしたところ、冬季の電気代についての上昇はせいぜい500円程度に抑えられている感があります。
少なくとも暖房器具のうち最大の熱量を発するストーブにおいて電気を使用することが無くなった影響が大きいのではないかと思っています。
一般的には反射式ストーブはどちらかというと「貧乏くさい」「速暖性に欠ける」などデメリットが強調される傾向にあるような気がしますが、私もかつてはそう思っていました(笑)。しかしながら実際使用してみると「いやいやどうして意外とそんなことは無いなぁ」というのが私の感想です。
気密性の高いの集合住宅等の、しかも10畳以下程度の広さであれば、ファンヒーターだろうが反射式だろうがそんなに温まる速さは変わらない感じです。しかも、反射式ストーブのいいところは、当然ですが「運転中に電気がいらない」「音がとっても静か(無音)」「ヤカンで湯を沸かせ加湿器替わりに出来る」「その気になれば料理も出来る」等、一人暮らしであれば結構なメリットを享受できると思います。
さらに「本体がファンヒーターに比べて安い」「頑丈」「自分での修理が容易」というDIY好きならかなり長寿命で使うことが出来るという優れものです。
今年のように、電力需要が逼迫し節電が意識されるようなケースや、災害直後になると急にクローズアップされる感のある反射式ストーブですが、石油式暖房の導入をお考えならメインで使用を考えてもいい、非常に良い商品だと思います。
ちなみに燃料の消費量ですが、私の場合概ね外気温0℃程度の時に部屋の中を20℃程度で保つように火力調節をするような使い方で、だいたいですが5日で1回の給油が必要といった感じですかね。給油タンクは3.6Lなので1か月の灯油使用量が約20Lといったところでしょうか。1か月の燃料代は概ね『20L×(灯油1L料金)』で推移する感じです。