45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

大和証券、サヨウナラ。

 

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 

先日実家にネット回線用のmineoSIMカードを届けた折、自身の住民票住所は実家としているものですからそこに届く株式関係書類なども一緒に回収をしてきました。

 

私は現時点の証券口座として開設順に①大和②SBI③楽天の3口座を維持しています。

 

今どき大資産家でもない限り野村や大和のような対面証券で取引をする方は少ないのではないかと思いますが、私はもともと父親に「若い時に証券口座開いといたほうがいいぞ」と言われ、当時父親が取引をしていた(今でもそうですが)大和に口座を開いたのでした。2006年のことです。

 

今となっては色々と悪名高いタコ足配当の投信(グロソブみたいなやつです)などを当時勧められ、300万円分ほどの投信を3種類ほど購入したり、そのあと個別株にも若干手を出したりしていました。2010年代になりだいぶネット証券が台頭してきた感はあったのですが、父親が大和でそこそこ取引があったからなのか、一応家族口座扱いということで各種手数料的にもやや優遇されたりしており、一応ネット売買も出来るので結構最近までメイン口座として使っていました。去年くらいまでは日経テレコンなども無料で利用できましたしね。なお最初に買ったタコ足投信はすべて1銘柄当たり20~30万の含み益になった時点で売却してます。アベノミクスのおかげで損はしませんでしたが、今考えるともっとマシな投資先はいくらでもあったと思います。なんたって含み損の期間の方が長かったですし、10年近く所持してこの結果ですからね…。

 

で、最近ではSBIや楽天で100万円までの個別株取引手数料が無料になったりしましたけど、やはりだんだんと大和の手数料の高さに辟易とするようになってきました。例えばですが大和では「ハッスルレート」とかいう一番手数料がお得だというプランがあるんですけど、1円から300万円までは一日の売買手数料が3,300円とかなんですよ。私のようなゴミ客ではメリットを全く活かせません(メリットですらないかもしれませんが)。また、NISAの制度ができたとき直接電話があり「ぜひうちで開設を!」みたいな感じで勧誘されたのもあり大和でNISA口座を開いてしまったのですが…

 

まぁとにかく大和のNISAは使い勝手・商品ラインアップ・手数料すべての面で見事にクソなんですよね…個別だと手数料はべらぼうに高い(NISAでの個別売買は上記のハッスルレートが適用されないというおまけつき)、投信は同じ大和を冠しているi-freeすら扱っていない、サーチがしにくい等々…。

 

よくもまぁこんな感じでNISAに限らずですが大和で売買を続けてきたもんです。何だかNISAのメリットを手数料が打ち消すみたいな感もあり、今年はNISA口座には一切触れていません。また、特定口座の個別株は基本配当狙いの銘柄が多いのですが、購入時の価格を下回った銘柄から大和で売ってSBI・楽天で買い戻すという形で(手数料分は負担ですが必要経費と割り切って)今年に入り本格的に整理を始めました。どうせ確定申告するつもりなので実質の損出しみたいな感覚です。

 

そんなわけで10月に入ってすぐの1日、NISAの証券口座変更手続きをするため、大和に電話をかけ「非課税口座廃止通知書」の請求をしました。この時オペレーターの女性に「差し支えなければ理由をお伺いしてよろしいでしょうか」と尋ねられたので、上記の不満点をそのままダイレクトに伝えました。まぁ私のようなゴミ客が減っても大和にとっては痛くも痒くもないでしょうけど。

 

大和には現時点でNISA含め1,000万分くらいの個別株を保持していますが、各所持銘柄が含み損に転向した時点で即SBIと楽天に振り替えたいと考えています。

 

大和でよかった面を強いてあげるとするならば…IPOで何銘柄か当選したことぐらいですかね…基本私は即売りはしないのでIPOのメリットを享受という言い方とは異なるかもしれませんが、当選し所持を続けているものはすべて大幅プラスになっています。ただこれらの銘柄はすべて貸株にするために先日これまた手数料をわざわざ払ってSBIに移管しました。移管手数料が結構取られました(一銘柄あたり最低1100円から!クソ高っ!)けど、たまたまこれらすべての銘柄で貸株金利が現時点ではですが0.5~1%くらいだったので、しばらくすればペイすると考えての行動です。そもそも大和では貸株の制度すら無いですしね。

 

そんな訳でして、長年のお付き合いでしたけれどお別れです。もう大和で売却はあっても購入は(よほどの革新をしてくれることがない限り)ないでしょう。結局大和証券内のATMで使用できるという「ダイワカード」も、今まで1回も使用することはありませんでした。2006年発行なのに、メッチャきれいな状態で普段持ち歩かない財布に入ってますけど、単なる肥やしですね。私のようなゴミ客でもチリツモなんじゃないかと個人的には考えますが、まぁ対面証券は大富豪へのサービスに注力しているでしょうから今後もその体制が変わることはないでしょう。お世話になりました。