今どき訪問販売している会社って何なんですかね(NHK含む)
おつかれさまです。
小売業に従事している私ですが、3月8日の日曜日は珍しく休みでしたので、普段の雇われ仕事による体力・気力の消耗を回復するべく家でネットサーフィンなどをしつつぼぉーっとしておりました。
すると、昼下がりの午後2時ころ、「ピンポーン」突然アパートの呼び出し音が鳴りました。
私は基本、宅配業者及び知人以外に関しては呼び出しチャイムを鳴らされても一切応対しないという「非社会性」の持ち主でして、大学生の時に一人暮らしを始めて以降、ほぼ99%以上このような突然の来訪者に対応したことはありません。例外は最初の訪問時にメモを入れていった年金支払い督促の市役所職員で、学生の頃国民年金を払うのに難儀し一時的に滞納していた時に督促に来た人は対応しました。その頃の事は以前記事にも致しました。
ただ、一応モニター付きインターホン物件に住み始めてからは、相手の姿を確認するようにはしております。ごく稀に知人だったりしますので。
今回は、冴えない小太りの20代後半~30代前半と思しきの男がそこに映り、モニターカメラに礼をしていました。カメラに向かって何か身分証みたいなものを勝手に見せていましたが、よく見えねーし。
当然ですが私の知らない人間でしたし、礼をされたり身分証らしきものを見せられたからと言って私の心は揺るぎません。事前のアポがあったわけでもありませんのでモニターの電源を切り呼び出し音をミュートにして放置し、対応することはしませんでした。大体、今どき詐欺も多いんだから唐突に身分証を見せてマトモな人感を出そうとするのは逆効果だと思いますけどね。
おそらくNHKの手先のエヌリンクスの従業員(もしくはNHK受信契約スタッフ)ではないかと思いましたが、もしそうだとしたらこんな日曜日の昼下がりに見知らぬ家のインターホンを押しまくるなんて本当に迷惑甚だしく、存在自体が無駄ですね。
あとは新聞・宗教勧誘の可能性もありましたけど、私はいつも思うんですが、今どきこんな感じで訪問してくる人から物を買ったり、話を聞く人なんているんですかね?
正直、私自身が保険屋をやっていた約15年ほど前、千葉県で研修があり、丸2か月間ほど柏市内の特定地域住宅街を担当エリアとして割り当てられ、来る日も来る日も見知らぬお宅をピンポンピンポン押した経験があります。
当時ですら対応してくれたのは感覚的に概ね1%程度。ほとんどは反応が無かったり、出てきてくれても保険屋とわかると「お帰り下さい」状態だったのに、当時よりさらに市井の人々のセキュリティ意識が向上していると思われる令和の時代においてこんなことをやっている企業や団体なんて自ら「先がない」という事を体現しているのと同じだと思うんですが(私はこのような営業スタイルについて行けず成績も上がらなかったため保険屋を辞めました)。
まだ折込・ポスティングチラシの方が確率的にマシなんじゃないのと思うんですけどね。それですら時代錯誤感がかなりあると個人的には思いますが。
今や固定電話にかかってくる電話と言えば胡散臭い営業電話か振り込め詐欺の電話か、というくらいになっておりますし、私も2か月に1日程度の割合で実家に帰った時ですら、父親あての電話として健康食品だの光回線だのの勧誘がかかってくるんですけど、こんなテレアポも意味あるんでしょうかね。私自身は固定電話を現在契約していませんので昨今の状況は実家でしか確認が出来ませんが。
もはや情報過多の時代ですから、今の50代以下の方々はこういった化石となりつつあるような営業手法により購買するという事は無いんじゃないでしょうか?若者なんかコミュニケーション取るのが嫌で一切対応しないとかザラにあるでしょ。
でもこういう企業が無くならないという事は、一定の需要があるってことなんでしょうかね、、、私には全く理解できませんが。
どっちにしたってこんな企業に雇われで勤めている人は、さっさと足を洗って別の仕事に就いたほうがいいんじゃないですか?という事は言いたいです。いきなり他人の家に来て需要もないものを売りつけようとするなんて迷惑・害悪以外の何者でもないでしょ(保険営業をやっていた時は「需要は喚起するものだ!」とか言われましたが今考えると恐ろしく独善的ですね)。
私の勤めている小売業も別に褒められた業種ではないでしょうが、まだ食品・日用品やその他生活用品の流通・供給網の位置づけとして、そういった商品を求めてやってくる人がいる以上このような訪販よりはマシだと思います。今はどこの小売業者も人手不足ですからよっぽど変な人でなければ最低でも品出し要員として即採用決定状態ですし。現場は社員のなり手も少ないから2年くらい耐えれば正社員への道が開ける可能性大ですよ。
いずれにしましても、日曜の昼下がりに限らず、知人でもないのに突然アポなしでやってくる来訪者には、宅配便を除きこれからも一切私は扉を開くことは無いでしょう。何を言われようとも私はこれを貫き通すつもりです。
それでは、また。