45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

ドラクエ3・4の発売日

 

おつかれさまです。

 

本日はただの雑感記です。

 

ネットの動画ニュースを見ていたところ、「今から32年前の今日はドラクエ3の発売日でした」とか、「本日はドラクエ4の発売日から30年です」という内容をやっておりました。

 

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

  • 発売日: 2018/12/04
  • メディア: アプリ
 

 

 

私は小学生の頃ファミコン直撃世代でしたので当時はテレビゲームをそれこそ狂ったようにやっておりました。親に「一日30分まで!」などというキツイ縛りを出されながらも、当時家の茶の間に1台しかないテレビを、学校から帰ってきてから親が帰ってくるまでの時間、ゲーム時間に充てて熱中しておりました。

 

しかし、国内のRPG人気の火付け役となったこのドラクエシリーズ、当時小学校中~高学年でしたがリアルタイムでは遊んでおりません。存在はもちろん認知していましたが。

 

当時の私にはこの「文章を読む」的なゲームの面白さが理解できず、しかも「ゲーム時間が決められていた」事から長時間プレイに制約があったため、もっぱら「スコアを競う」タイプのアクションゲームやシューティングゲームなどを好んで遊んでおり、初めて体験したRPGゲームボーイの「魔界塔士Sa・Gaでした。ゲームボーイは親の目を盗んで遊ぶことが可能だったことと、Sa・Gaについてはその面白さも理解できる年齢になっていたことからかなりやりこみをしたのを憶えています。

 

で、中学生の頃「中間試験で学年5番以内だったら古いテレビを自分の部屋に設置OK(ただしそのあとの定期試験で10番以下に陥落したら設置取りやめ)」というベタな条件を出され、ゲームがしたいがために結果その条件をクリアし続け、その後は自分の部屋でファミコンスーファミが出来る環境が整いました。スーファミは以前も書いた通り小遣いを貯めまくって自力で買いました。

 

魔界塔士Sa・GaRPGの面白さを知った私は、もっぱら同系統であるスクウェアRPGばかりをやっていたのですが、やはり中学生にもなると当時の同級生も「ドラクエ派」と「FF派」に大きく分かれておりました。で、私はドラクエに触れたことが無かったので当時スーファミの全盛期でドラクエ5の話題もチラホラ出ている頃ではありましたが、発売からそこそこ経っていたドラクエ4を当時友人から借り遊んだところ、、、見事にハマりました。

 

で、この時にようやく、「どうしてあんなにニュースになるくらい人が並んでいたのか」という事を理解できました。その後「小学生から奪い取る犯罪まで起きていたドラクエ3はどんなに面白かったんだろう」と思いながら中学3年生のときは受験のため一時的にゲームは封印し、結局初めてドラクエ3に触れたのは高校生の時、発売から5年以上経っておりました。

 

これも見事にはまりましたね。転職システムやストーリー・音楽、、、当時私の周囲ではスーファミネオジオアーケードゲームが全盛期でしたが、私は一人、今更のように「ファミコン」のドラクエ3にハマり、勇者・賢者などがレベル99になるまで遊んでおりました。クリア後ですが賢者一人対ゾーマなどの遊びもやりました。

 

今でも「あなたが一番好きなRPGを機種毎に挙げろ」と言われれば魔界塔士Sa・Ga(GB)」「真・女神転生SFC)」そしてドラクエ3(FC)」が私的チョイスであると即答します。(※ファミコン版FF3もかなり好きですが熱中度ではドラクエ3かなぁ、という感じです)。

 

昨今はゲームからだいぶ遠ざかってしまい、今はプレステが4まで出ているとか、、、時代の流れを感じます。任天堂スイッチなどは携帯機なのに当時のファミコンスーファミなど足元にも及ばない性能になっているようです。もはや浦島太郎状態ですね。

 

しかし、ドラクエ3や4などはハードの性能云々という話ではなしに単純に面白い、という事は言えるのではないかと思います。グラフィックはそりゃあ今の基準からすればショボいでしょうし、音楽もビープ音全開ですからかなりピコピコ感があって「荘厳」などという感覚は微塵もありません。それでもやはり繰り返しになりますが「ゲームとして」今でも充分面白いんじゃないかなぁと思います。昨今のゲームから入った若者には理解してもらえないかもしれませんけど。でもあんな「2メガビット」とか「4メガビット」なんていう記憶媒体の制約が大きい中であれだけ遊べるもの・多くの人が面白いと感じるものを作り出したというのは本当にアイディア・工夫の賜物だと思っております。

 

私はプレステ2から、つまり2000年代に入ってから家庭用ゲーム機を購入しておらず、最後に購入したハードが初代プレステなので余計に感じるんですが、プレステ2くらいからのゲームはリアルさがものすごく増してますよね。特にプレステ3とか4とかの映像は、もはやゲームの域を超えて実写のような感覚すらおぼえます。youtubeで見かけたくらいですけど。

 

しかし、今の私にはおそらく、あまりにもかつての「ゲーム感」からかけ離れすぎていて、純粋にゲームとして楽しめなさそうな気がしないでもないです。やりもしないでの勝手な思い込みかもしれませんが。

 

ドラクエも結局スーファミの5までは面白く感じやりこみましたけど、ドラクエ6は個人的には面白く感じず(特に「特技」がバランスブレイカーに感じた)途中で投げ出し、ドラクエ7に至っては石板集めが冗長に感じ最初の10時間で挫折しました。それ以降のドラクエシリーズは一切触れておりません。

 

ドラクエが好き!と言っているような人は概ねシリーズ全制覇していて私のような人はいないかもしれません。かつてのような「単純だけど面白い」という感じに回帰出来ないもんかなぁと思いますけど、市場の期待値が高すぎて多分無理でしょうね。まぁ8以降触れていない私が言うのも何ですが、それでも私はドラクエは大好きで、思い出のゲームです。

 

今はゲームから縁遠くなっていますけど、アーリーリタイアしたら今ではレトロゲーム扱いのドラクエ3や4のファミコン版やスーファミ版をまた遊んでみようか、などとも思っています。かつてのワクワク感は無いでしょうけれども、思い出に浸るのもたまには悪くないでしょう。今でも実家の押し入れに現物はあるはずですので、起動するかどうかも含めていつかはチャレンジしてみたいものです。

 

ドラクエの発売日ネタニュースを立て続けにやっておりましたので、かつての事を懐古的に書いてしまいました。ここまでお読みいただいた方、私の戯言にお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

それでは、また。