45歳で雇われ脱却しました

2024年、45歳で雇われの身より足を洗いました

地方では子供部屋おじさんは普通

 

おつかれさまです。

 

今回のお題目は、私の「完全なる主観」に基づいてますので、全く同意できない方もおられると思います、が、私なりに感じている地方の現実という事で書かせていただきます。

 

「子供部屋おじさん」という言葉がテレビのワイドショーやネット上で揶揄の対象となっている感があります。定義的には、「就職しても実家にいて、子供の頃から使っている自分の部屋を大人になっても使っている、結婚していない成人男性」といった感じでしょうか。

 

こんなのは地方に行ったらごく当たり前のようにいますよ。別に悪い意味でもなんでもなく。

 

地方だと「家を継ぐ」とか「長男は家を守る」といった考え方によって育てられた方も多いんじゃないでしょうか。私は直接これを言われて育ったわけではありませんが、めちゃくちゃ田舎の育ちなので成人した後は「いつかは実家に帰らなければ…」みたいになんとなく感じていましたし、周囲の同級生などでそういった考えから地元で就職して家を継いでいる、という人も多くいます。(そもそも私はアーリーリタイアしたら実家に帰ろうと思っている、というのは過去のエントリーで書きました↓) 

 

そうなると、別に家族構成が変わらない限り、自分の部屋をそのまま使い続ける、なんてことは当たり前にあることだと思うんですよね。むしろ地方だと家がデカくて部屋数も多いため、結婚して家族が出来たって昔から使っている自分の部屋は自分の部屋として継続して使っているケースだって多いと思います。

 

逆に、奥さんが「嫁姑関係を嫌がる」とか、「古い家は嫌だから」とかいう理由で無理なローンを組んでわざわざ新しい家を購入、しかも職場まで電車で1時間以上もかかるような場所に買ったあげく、そのローンでアップアップになり嫌な仕事もやめられず、毎日の満員通勤電車で朝から気力を奪われ、気持ちも懐にも余裕がないもんだから家族サービスもできず、その結果疲れ果てて帰った家には居場所がなくて精神的に参ってしまう、とか、不倫に走って家庭崩壊…なんて話だってありふれてるような気がします。

 

だから逆に言えば子供部屋オジサンと揶揄されようが何だろうが、自宅通勤で家賃を払う必要もなく、給料は都会と比べて低水準かもしれないけれども、使う金も微々たるものなので、結果的にバンバン貯蓄が出来て〇千万とか持っている人だってそれなりにいると思うのですよ。

 

私自身も今は転勤のある働き方をしているため何とも言えませんが、今の薄給給与水準ですら、実家通勤出来てたら間違いなく現状の1.5倍のペースで流動資産を増やす自信があります。

 

カネの有無で結婚相手を考えるような人は、「年収」という価値観で見るのもまあ否定はしませんが、私はどちらかというとお相手の「カネの使い方」や「資産」という面で見たほうがいいような気がするのですけどね。特にある程度のまとまった資産になると、投資の際には恐ろしく威力を発揮すると思います。パーセンテージの世界ですからね。

 

まあでも、カネの有無で相手の良し悪しを考える人は自身もカネに使われる人の可能性が高いような気がしますから、バンバン浪費するようなタイプなんでしょうけどね。

 

私は、意外と地方の子供部屋おじさんは、アッパーマスレベル(金融資産3千万円以上)の人もそれなりにいるんじゃないかと思っています。

 

もちろん、カネの有無と人間性はそこまでリンクしないでしょうから、素晴らしい人が多いと思いますよ、なんていうつもりは全くありません。

 

子供部屋おじさんを揶揄する向きは、最近雲行きが怪しくなりかけている不動産業界(特に個人向け企業)と、とりあえずネタがあれば何でもいいマスコミ業界が仕組んでいるんじゃないかと私個人的には思ってますけどね(確証は全くありません)。

 

まあ、私は自ら望んで子供部屋おじさんを目指しているようなものですから、このような風潮を鼻で笑いつつ行方を見守ろうと思っています。

 

それでは、また。